県立石川高校の日々

県立石川高校の日々

Believe in yourself & Do your best !(進路体験発表会)

2月8日(水)(針供養の日)

第5回考査最終日、1・2年生は緊張から解放されてほっと一息というところです。3校時には体育館で、進路希望を実現させた3年生が後輩達に自分の体験談を語る進路体験発表会が開催されました。

進学・就職・公務員の3つのカテゴリーの代表者が「苦労したこと・頑張ったこと」や「今のうちにしておいたこと」など、これから進路活動を進める上で大切なことを語ってくれました。1・2年生は熱心に耳を傾け、自分の将来に向かって意識を高めていたようです。最後には3年生全員一人ひとりからの励ましのメッセージがスクリーンに流れました。発表してくれた皆さん、ありがとうございました。

 

石川のスペシャリストに学ぶ(1学年総合的な探究の時間外部講師活用講座)

2月9日(木)(肉の日、服の日、福の日)

1学年では来年度の「総合的な探究の時間」の研究テーマ設定に向けて、町内で活躍されている各分野のスペシャリストの方々をお招きし、実践内容や課題などについてご講話いただきました。

講師の皆様は以下のとおりです。

石川町役場 生涯学習課 角田  学  様 (歴史・伝統文化)

石川町役場 保健福祉課 高原  茂  様 (医療・福祉)

石川町地域おこし協力隊 遠藤 真祐子 様 (自然・観光)

ふくしま中央森林組合  瀬谷 美斗  様 (林業)

郷隆果樹園       郷   隆  様 (農業)

吉田食品(石川納豆)  吉田 数重  様 (食品製造)

生徒は上記6領域から3つを選択し、会場を移動しながら講話をお聞きしました。どのお話も大変興味深く、わくわくするものばかりで、15分では到底足りない内容であり、生徒達にとって次年度の探究テーマを決定する上で大変参考になりました。もっとお話を伺える機会が持てればと考えております。講師の皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。

自由民権運動の歴史から戦時中のウラン採掘の話まで大変興味深い内容でした。歴史民俗博物館がリニューアルしたらぜひ行ってみたいです。実は本校弓道場の石垣は歴史遺産なんです。生徒の皆さん、知っていましたか?

移住者から見た石川町はこんなにも魅力があるところなんですね。我々も魅力を再発見しましょう。

これからの医療・福祉は若者の手に委ねられています。毎年多くの生徒が進路選択の一つに考える分野です。

森林資源が豊富な石川地域。林業の重要性がよくわかりました。3Kとは言われますが、やりがいに満ちた大切な仕事ですね。ぜひ後継者となる生徒が出て欲しい分野です。

石川高校オリジナルスウィーツ開発のためリンゴを提供いただいている郷さん。いつもありがとうございます。石川の農業の現状を具体的にお話しくださいました。

 納豆の話と思いきや、ハチミツから薬草の話まで話題豊富でつい引き込まれました。「山と川には宝がいっぱいある。」という言葉が印象的でした。宝に恵まれた石川をこれからも大切にして暮らしていきたいと思います。

いしかわWORK&LIFE教育成果発表会 その①

2月15日(水)(春一番名付けの日)

「キャリアチャレンジ」「総合的な探究の時間」「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」の3部門にわたる成果発表会が開催されました。午前中はキャリアチャレンジの発表です。開会式で石川町教育長の小玉陽彦様からご挨拶をいただいた後、聴講者が自分の希望する会場へ移動して聞くポスターセッション形式で発表が行われました。

 キャリアステップⅠ(2年生)は18名、キャリアステップⅡ(3年生)は24名がそれぞれの実習をとおして学  んだこと、気づいたこと、大変だったことなどを後輩達やお客様に発表していました。

今回は他校からも視察に訪れてくださいました。船引高校、四倉高校、那須高校の皆さん、はるばるお越しいただきありがとうございました。

                 ポスターを使うかパワーポイントを使うかは自分で選択します。

                    見よ!この力作

視察の先生からも質問がどしどし。

女子高校生が「焼き入れ」なんて体験できないですよね、普通。

販売と言っても箱折りやシール貼り、包装・リボンなど作業がいっぱいなんです。

 

          様々な学びが得られる日々。

キャリアの経験は就職試験にも役だったようですね。

                   次年度は私たちが受講します。よろしくお願いします!

いしかわWORK&LIFE教育成果発表会 その②

2月15日(水)

 いしかわWORK&LIFE教育」というと1年間企業実習を行うキャリアチャレンジをイメージする方が多いと思いますが、もう一つの大きな柱として地域創造探究活動も位置づけられています。これは総合的な探究の時間などを活用して地域や社会の課題解決に向けた研究をしていこうとする取組です。午後は総合的な探究の時間の取組について発表が行われました。

1年生は東日本大震災当時の福島空港が果たした役割についてとプレゼンテーションにおける発話についての研修を生かした朗読劇の披露、2年生は「いしかわMOTTAINAIアクション」をとおしたSDGsの取組についてそれぞれ発表が行われました。

午後には修明高校の先生方も視察に来られました。今後協働で何かできたらいいですね。よろしくお願いします。

震災時、福島空港が連日24時間態勢で東北の災害救助や物流の拠点を担っていたのはあまり知られていません。

                1年生の朗読班の様子。熱演です。みんな役になりきっていました。

2年生の食のMOTTAINAI班。現在創立100周年記念式典に向けて新商品の開発中。

 食のSDGs。廃棄食材の有効活用を研究しています。

 

リンゴを提供いただいているのが「郷隆果樹園」様。奥様の美枝子様へ感謝を込めてサプライズ!

いつもありがとうございます。生徒達から手作りの飛び出すメッセージカードが贈られました。 

環境のMOTTAINAI班はベランダや日の当たる窓際に朝顔のグリーンカーテンを設置し、冷房電気料削減の研究です。

これからもSDGsの研究を続けていきます。

MOTTAINAIを考えよう⑩ オリパラ材木再利用でサイクルラック製作

2月22日(水)(猫の日)

 東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシー活用事業の第2弾として駐輪場にサイクルラックを設置しました。これは東京オリンピック・パラリンピックで使用された福島県産の木材を再利用する取組です。環境のMOTTAINAI班の生徒達が組み立てました。最近は本校生の中にもロードバイクで通学する生徒も増えているので、これでスタンドがついていない自転車の駐輪が便利になりました。熟年サイクリストの私もいずれ使ってみようと思います(^^)

「校長先生、これどうやって自転車駐めるんですか?」「こうやってサドルをひっかければO.K.」

こちらは臨時に設置したゴミ置き場の解体作業の様子。こちらも手作りでした。