地域創造探究

地域創造探究での取組について

2023年度の「総合的な探究の時間」の授業がスタートしました!

今年開校100年を迎える福島県立石川高等学校は、石川郡内唯一の高校としてこの地域における教育を担ってきました。

石川町は県立石川高校の存続が地域の担い手を育むことにも直結するものと考えており、生徒数減少など県立石川高校が抱える問題を、石川町行政・地域・高校が一体となって解決することを目指し、2022年4月に石川町高校魅力化プロジェクトをスタートさせました。

そして、今年度から2年目がスタートし、現在2名の高校魅力化コーディネーターが配置されています。

 

本プロジェクトは、主に石川高校が取り組む「いしかわWORK&LIFE教育」の推進に高校の先生方と一緒に取り組んでいます。今回は、その取り組みの一つである「総合的な探究の時間」の授業(高校1年生)を紹介します!

 

高校1年生にとっては、初めての総合的な探究の時間。

さらに、初めて2クラス合同で実施する授業でもあります。初めてづくしで、みんな緊張している様子でした!

授業では「探究ってなにをするの?」「地域に貢献するってどんなイメージ?」というテーマで、生徒同士で意見交換をしました。

生徒達からは、探究に関して「調べる学習すること」「研究をすることかな」「わからないことを調べる」

地域貢献に関して「地域に参加すること?」「ボランティアに参加する」「地域の人にお手伝いをする」等のたくさんの意見が出ました。

石川高校の総合的な探究の時間では、自分の興味関心から自分だけのテーマを決めて活動をしていく3年間の学習スタイルをとっています。高校1年生では地域を知り、自分の興味関心はどんなものかを言葉にしていく授業を行っていく予定です。探究の活動を実践することを通じて、生徒たちの「探究」や「地域」へのイメージが具体的になっていくように、我々も先生方と一緒に生徒の活動に伴走していきます!

 

早速地域を知るため、高校周辺を探索する「まちあるき」を近々実施予定です。

まずは実際に石川町を歩いてみて、石川町の魅力的なところや残念なところなどを見つけに出かけてきます!

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「総合的な探究の時間」中間発表に向けて

 12月13日(火)、本校において「総合的な探究の時間」の中間発表会が開かれます。

 2年生は、「食」、「環境」、「時間」、「エネルギー」分野について、それぞれ「MOTTAINAI(もったいない)」の視点から、自分たちの暮らす地域の課題に目を向けています。

 生徒からの未来を創っていく発想に乞うご期待です。

 

 1年生は、震災と復興に関する地域課題探究をとおして、福島における震災、復興、未来について、自分のことばで語る学習、「語り部」活動を行っています。

 これまで、伝承館での震災学習、そして石川町役場から鈴木茂彰(防災環境課課長)様をお招きし、防災に関する理解を深めました。

 また、福島空港ビル株式会社 薄井義広(総務部副参事)様より、震災当時に福島空港が担った役割について講話をいただき、地元石川郡における震災当時の状況を考える大きなきっかけとなりました。

 現在は、フリーアナウンサー・ラジオパーソナリティ、宗方和子様から、朗読をとおして、聞いている方へメッセージを届ける表現力について指導を頂いています。

 1年生の魅力的なプレゼンにも期待がふくらみます。

 

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