地元食材を使って調理実習@2年フードデザイン
2025年10月28日 14時27分調理室は幸せな香りに包まれています・・・!
本日の2年生選択授業「フードデザイン」は、地元食材を使った調理実習です。講師に、地元石川町「農村食堂 里のカフェ」から、小野シェフに来校いただきました。
本日のメニューは
イタリアの家庭料理「ミネストローネ」
地元名産いしかわはちみつ牛の「ポシェ(フランス料理)」の2品です。
「ポシェ」とは、水やブイヨン、ワインなど液体の中で食材をゆっくり煮込む調理法です。
生徒3名が、それぞれ異なった野菜の切り方で準備を進めています。
野菜の切り方や料理の仕方で味はどのように変わるのか??提示された課題に対して、生徒たちはそれぞれ考えながら取り組んでいます。
切り方は①2cm ②0.5cm ③1cm 均等な大きさになるように切り方を工夫していました。
校長先生の隣で緊張しながら切り進めます
丁寧に、具体的に教えていただいています!
「どう切ると素材の大きさがきれいにそろうのか?」「どのように考えると素材とテーマにあった切り方ができるのか?」
小野シェフの技術、お話、近くで見て、聞いて、実際に体験して、生徒たちは感心しきりです!
3人で協力し合う場面も
材料を切り終えたら火を通します。ここでもそれぞれの課題。ベーコンを加えて火を通すのですが、ベーコンを炒めた次には、
①根菜から炒める(2cm幅) ②すべて一緒に炒める(0.5cm幅) ③玉ねぎなどから炒める(1cm幅)
3名は、それぞれの調理法で調理を進めます。果たしてどのような違いが生まれるのか・・・・!?
いよいよ加熱!いいにおいがしてきた・・・
この段階になると、それぞれ「自分のミネストローネ」に愛着がわいています
どの材料をどのように炒めるか、によって、香りや味が変わってきます。野菜が強いな、玉ねぎがつよいな、など、それぞれ試食しあって、確かめていました。
そしてはみちつ牛のポシェです!
美しいお肉・・・
こちらのお肉は、地元石川町「鈴木畜産」さんからご提供いただきました。
野菜や牛の出汁など、うまみがぎゅっとつまったブイヨンへいよいよ・・
牛肉をくぐらせます。
オレンジに見えているのは、ニンジンの皮です。野菜はすてずに、余すところなく利用する。こうやって、食材の活用方法を学びます。
いよいよ完成、盛り付けへ!つけあわせは野菜のオーブン焼きです。
盛り付けも工夫とそれぞれの感覚が生きてくるところ・・・
なんて美しいのでしょう
下準備、調理、そして試食まで、地元の魅力からプロの技術、考え方を学び、たっぷりつまった授業になりました!
もちろん、料理もとってもおいしくいただきました(^^♪
ご指導、ご協力いただきました 「農村食堂 里のカフェ」小野シェフ様、はちみつ牛のご協力いただきました「鈴木畜産」様、ありがとうございました!!