11/20(木) 石川自治センターを会場に、eスポーツ大会を開催しました。
2年生の総合探究eスポーツ班は、以前から石川町内の自治センターのイベントで、eスポーツを通して地域の方との交流を深めてきました。
eスポーツをいっしょにやってみよう!
今回はその集大成!規模を大きくして、自治センター同士の対抗戦を企画しました。取り扱うゲームソフトは「太鼓の達人」、参加していただく自治センターは「石川自治センター」と「中谷自治センター」でeスポーツに取り組んできていただいた地域の方々、職員の方々です。
今回の対抗戦実施要項です
今回の企画にあたり、自治センター、石川町からの協力をいただきました。イベントはとても盛り上がり、大成功!でした。ありがとうございます。
イベントの様子をお伝えします!
生徒たちは、タイムテーブル作成、試合の仕方の考案、など企画から携わり、当日の運営も行いました。

開会式から。参加者の皆さんはすでに自治センターでの練習を経験された方々です。
まずは15分間の公式練習を行いました。
最初は、「難しい難しい、プレイできないよ~」という言葉も聞こえてきていましたが、生徒たちのアドバイスや、周りの皆さんの応援、前向きな声掛けの中、練習を重ね・・・

選曲とレベルの設定がポイントです。太鼓をたたいて操作するのも慣れないですよね。
1回目はクリアできなかった方も、2回目の挑戦ではクリアできるようになりました!

クリアできた時の達成感!会場のみんなも思わず大きな拍手!
高得点を記録したり、連続コンボを達成したりする方を見ていると、まさに「会場が一体」となっていました。
いよいよ試合開始!試合は全員に見守られながら、各自治センターから一人ずつ試合を行い、5人の合計得点で勝敗を競います。

緊張感漂うプレイの様子・・・・!
途中経過です。5人ずつの試合が終了した結果
第1回戦
石川自治センター 718,160点
中谷自治センター 873,990点

応援する方々も画面を集中して見つめます!
5人ずつの競技が終了、第2回戦までの結果は・・・・!
第2回戦
石川自治センター 904,760点 得点アップ!
中谷自治センター 1,170,200点 こちらも得点アップ!
合計すると
石川自治センター 1,622,920点
中谷自治センター 2,044,190点
中谷自治センターが初代王者となりました!
おめでとうございます!
以前から自治センターのイベントでeスポーツが開催されることがありました。
今回の2年生総合探究では、地域の高齢者の方との交流の手段として、eスポーツを活用させていただきました。
石川町では自治センターを中心とした地域の方の活動が、とても活発に行われています。
そんな中で、自治センター同士の交流を目的にしたこのイベントは、新たな視点でのイベントとなりました。
「ぜひ今後も継続してほしい!」そんな声も聞かれました。
県立石川高校は、令和6年度より地域協働推進校として歩み始めています。私たちが、私たちの手で、地域とともにできること。地域を通して学び、地域を通して成長すること。ベストな形をこれからも模索し、実現に向けて活動していきたい!
生徒たちにとっても、学びを成長が大きい一日となりました。
参加された自治センターの皆さん、職員の方々、ありがとうございました!
秋も深まる11/8(土)に、石川町にある母畑レークサイドセンターにて、【キャンプフェス2025】が行われました!
母畑キャンプフェス2025
こちらは、キャリアステップの授業で石川町役場様で実習を行っている生徒たちのアイディアが盛り込まれたイベントです。
オールシーズン楽しめる。森と湖のレジャースポット、母畑レークサイドセンターはこちら。
母畑レークサイドセンター
レークサイドセンターのイベントは、「マルシェ」、「釣り具レクチャーミニゲーム」、「竹を使ってご飯を炊く体験」、「モルックなどのキャンプ遊び」、「野外シアター」、千五沢ダムでは「ダムラビリンスハイキング」、「星空体験教室」があります。
企画に携わった生徒を中心に、数名の生徒がスタッフとして、参加者として参加しました!

ご飯を炊くための準備です。

ミニゲーム中。子どもたちの触れ合いも自主的に!
ダムラビリンスハイキングの参加メンバーでした!

テントの設営に入ります!

星空体験教室の様子です!
母畑レークサイドセンターは標高が高いので、よく澄んだ秋の空に星がよく映えます。
野外シアターの雰囲気もとーっても良かったです!
地域の人たちのために、自分たちが企画して、自分たちが運営する。
巡り巡って自分たちが達成感や充実感を味わうことができたでしょうか。
地域とのつながり、人とのつながり、大切にしていきたいですね。
10/30(木)、2年生では地元企業見学が行われました!
石川高校では、様々な進路希望に対応していますが、60%~70%の生徒が就職を希望します。また、「いしかわWORK&LIFE教育」の一環である「キャリアチャレンジ」は、地元企業様にて実習を行わせていただいています。来年度、3年時の進路活動に役立てるため、本日の企業見学は地元石川町の「加ト吉水産㈱福島工場」様、「東洋シャフト㈱福島工場」を訪問させていただきました。
まずは加ト吉水産様を見学しました!
加ト吉水産㈱様は、私たちもよく目にする冷凍食品を製造しています。
石川高校の先輩たちも働いている会社です。

担当者の方からの説明を聞いています。真剣な表情です。食品を扱うので、衛生面では非常に気をつけなければいけません。
生徒たちは作業服に着替え、工場内見学の準備をすすめます。
準備完了です!

エアーシャワーへ。手洗い。衛生面での対策は非常に重要です!
普段自分たちが口にしている食品が、どういう環境で作られているのか、身をもって体験しています。

エリアごとに、作業の様子を見ながら、丁寧な説明を受けました。実際に製造している食品を試食させていただきました。
感想はいかがでしょうか・・・・
ついさっきまで見学した工場内で作られた食品を試食させていただきました。味はどうだったでしょう・・・きっと美味しくなっていると思います!
加ト吉水産様、ありがとうございました!
つづいて東洋シャフト㈱福島工場様を見学しました!
東洋シャフト㈱様は、シャフト、送りねじ、ナット、ロールなど精密機械部品を製造、販売しています。
2年生は、今年度キャリアステップの授業で実習をさせていただいている企業様です。

建屋がたくさんあるので、それぞれについて説明をいただいています。
製造している製品について、

工場内で行われる作業について、どんな環境で製造を行っているかなど、それぞれ説明していただきました。

金属加工の機械と製品が並んでいます。迫力あります。
原材料と製品を見比べることで、どんな作業が行わているかイメージできたと思います。

こんなに細かい部品も製造しているんですね!
金属がどのような工程で加工されているかよく見学しています。

会社の説明を聞いています。
見学して体験してわかることがたくさんあります!
工場の音や温度、空気感などは、実際に体験して初めてわかります。生徒たちは、それぞれの企業に対していろいろなことを考え、感じたようで、翌日に感想を聞いた時も、それぞれが自分たちなりの理由で考えを述べていました。
いろいろな企業があります。「インターネットで調べるだけではわからないことがたくさんある」ことを今回の企業見学で学ぶことができました。
今回の経験を、これからの進路活動にいかしてください!!
石川町の和久観音山鉱山跡にて、鉱物に関する特別授業を行いました。受講者は3年生の発展学習グループ、理科【生物・化学】選択の生徒たちです。

石川町は鉱物が豊富です!地域の資源を有効に活用し、授業を行う目的で、今回の授業を実施しました!ヘルメット着用で坑道に入ります。昭和40年代まで使われていたとあって、歴史を感じさせます。

保存会の方から、説明を受けています。実際に石英や長石の中にある、黒雲母、電気石などを岩肌の中に見ることができます。美しさ、神秘的な感じ、迫力、暗い中照らされる照明、思わず言葉を失ってしまいます。

ライトに照らされた鉱山。狭い坑道の中を進むのは独特の雰囲気があります
石川地域にあるペグマタイト(巨晶花崗岩)は「日本三大ペグマタイト鉱物産地」として全国に知られており、この「和久観音山鉱床」は、石川地域を代表するペグマタイト産出地として、福島県指定の天然記念物にも指定されています。

続いて、露天掘りを体験しました。時間を忘れて鉱物採取に取り組む生徒たち。
保存会の方々によって維持管理されており、多くのペグマタイト系の鉱物を採取することができます。
採取することのできた鉱物は、長石が中心ですが、水晶に近いきれいな石英や、黒雲母、電気石も見ることができました。
今回は理科の授業でしたが、地域の資源を通した学習をすることで、鉱物にまつわる地域の歴史、地域の発展についても知ることができます。
「地域を知る」ことで「地域のために」何ができるのか、そんな人材に成長するきっかけとなりました。「石川鉱石採掘跡保存会」の皆様、お世話になりました。ありがとうございました。
※ なお今回の現場となった和久観音山鉱山跡につきましては、保存会の方々によって大切に管理、保存されています。
見学や採取を希望する場合には、石川町にお問い合わせの上、詳細についてご確認ください。勝手な鉱物の採取は絶対に行わないようにお願いいたします。