「地域を知る」、このテーマのもと、1年生は総合探究の時間で活動しています。自分たちが生活している、そして、これまで過ごしてきた地域のことを改めて見つめて、より深く知ろうという目標があるのです。

今回は、石川町内にある6つの自治センターを訪れ、どのような活動をしているのか、地域の人たちとはどのようなつながりがあるのか、学ぶ機会となりました。
生徒たちが取り組んでいるのは・・・・・
石川自治センターでの活動です。
サークル活動を行っている方たちから丁寧に教えていただいています。

紙粘土細工づくりです!
今年の干支である、「へび」を紙粘土で作っていました。
自分たちが作ったものには、人一倍愛着がわきます。
何気なく通り過ぎる自治センターの中では、こんな活動をしている。地域の活動を一つ、知ることができました。
山橋自治センターでは、「竹細工教室」での体験活動でした。
普段、竹に触る機会はなかなかありません。
やすりで磨いて形を整えます。理想の形を追い求めて、みんな四苦八苦しています!
学校の中にいるだけでは、知ることのできない体験。
この活動を通して、地域が持っている可能性や、潜在性、特性を、知ることができます。
沢田自治センターではグラウンドゴルフを長寿会の方々と行いました。

初めてのグランドゴルフに戸惑いながらも興味津々!みんな元気に楽しむことができた!
地域の人と触れ合うことで、自分では見えないことが見えてきます。出会いって大切です。この縁を大切に、これからの学びに生かしてくれたら幸いです。
「地域の課題」とは何か、を考えるときに、「人口減少」「空き家」「少子高齢化」などの課題があげられると思います。
これからの社会を支える存在となる高校生が考えるべき課題、直面している課題は数多くあり、多岐にわたります。

耕作放棄地の活用に取り組んでいる中谷自治センターの方から話を聞いているところです。
ワークショップを通して、考えを整理整頓しています。
石川高校生として、等身大の自分たちにできることは何か、今、県石生に求められているのは、そこなのです。

野木沢自治センターでは、カフェの中で「地域にしてほしいこと」「地域でできること」を考えました。
大切なのは、「私」に何ができるのかという考えです。
「地域の課題」を「自分ごと」として捉えることができれば、自分たちなりの向き合い方や解決方法を見つける近道になります。
県石生は、このような活動を通して地域を知り、地域に根差した探究活動を行っていくための準備を進めていくのです。
3年間の探究活動に、少しずつ見通しを持てるようになってきました。