小規模校サミットに行ってきました!
2023年7月31日 15時53分7月27日(木)山形県南陽市で行われた全国高等学校小規模校サミットに本校1年生4名が参加しました。「各高校の取り組み発表」では全体発表校に選ばれ、堂々と発表する姿が印象的でした。「友達ができた」「視野が広がった」等、4名の感想にも充実ぶりが表れていました。
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7月27日(木)山形県南陽市で行われた全国高等学校小規模校サミットに本校1年生4名が参加しました。「各高校の取り組み発表」では全体発表校に選ばれ、堂々と発表する姿が印象的でした。「友達ができた」「視野が広がった」等、4名の感想にも充実ぶりが表れていました。
調理室は幸せな香りに包まれています・・・!
本日の2年生選択授業「フードデザイン」は、地元食材を使った調理実習です。講師に、地元石川町「農村食堂 里のカフェ」から、小野シェフに来校いただきました。
本日のメニューは
イタリアの家庭料理「ミネストローネ」
地元名産いしかわはちみつ牛の「ポシェ(フランス料理)」の2品です。
「ポシェ」とは、水やブイヨン、ワインなど液体の中で食材をゆっくり煮込む調理法です。
生徒3名が、それぞれ異なった野菜の切り方で準備を進めています。
野菜の切り方や料理の仕方で味はどのように変わるのか??提示された課題に対して、生徒たちはそれぞれ考えながら取り組んでいます。
切り方は①2cm ②0.5cm ③1cm 均等な大きさになるように切り方を工夫していました。
校長先生の隣で緊張しながら切り進めます
丁寧に、具体的に教えていただいています!
「どう切ると素材の大きさがきれいにそろうのか?」「どのように考えると素材とテーマにあった切り方ができるのか?」
小野シェフの技術、お話、近くで見て、聞いて、実際に体験して、生徒たちは感心しきりです!
3人で協力し合う場面も
材料を切り終えたら火を通します。ここでもそれぞれの課題。ベーコンを加えて火を通すのですが、ベーコンを炒めた次には、
①根菜から炒める(2cm幅) ②すべて一緒に炒める(0.5cm幅) ③玉ねぎなどから炒める(1cm幅)
3名は、それぞれの調理法で調理を進めます。果たしてどのような違いが生まれるのか・・・・!?
いよいよ加熱!いいにおいがしてきた・・・
この段階になると、それぞれ「自分のミネストローネ」に愛着がわいています
どの材料をどのように炒めるか、によって、香りや味が変わってきます。野菜が強いな、玉ねぎがつよいな、など、それぞれ試食しあって、確かめていました。
そしてはみちつ牛のポシェです!
美しいお肉・・・
こちらのお肉は、地元石川町「鈴木畜産」さんからご提供いただきました。
野菜や牛の出汁など、うまみがぎゅっとつまったブイヨンへいよいよ・・
牛肉をくぐらせます。
オレンジに見えているのは、ニンジンの皮です。野菜はすてずに、余すところなく利用する。こうやって、食材の活用方法を学びます。
いよいよ完成、盛り付けへ!つけあわせは野菜のオーブン焼きです。
盛り付けも工夫とそれぞれの感覚が生きてくるところ・・・
なんて美しいのでしょう
下準備、調理、そして試食まで、地元の魅力からプロの技術、考え方を学び、たっぷりつまった授業になりました!
もちろん、料理もとってもおいしくいただきました(^^♪
ご指導、ご協力いただきました 「農村食堂 里のカフェ」小野シェフ様、はちみつ牛のご協力いただきました「鈴木畜産」様、ありがとうございました!!
以前に投稿したこちらの記事。
みなさん覚えていらっしゃいますか?
2年生の総合探究料理班では、さらなるレベルアップを目指して、パン作りを学ぶため外部講師の先生をお呼びしました。
生地作り、成形の仕方から学びます。パン作りのコツなどを丁寧に教えていただいています。
「自分たちで調べる」「自分たちでやってみる」ことはもちろん大切です。
そして、熟練の技術や知識を「教わる」ことも、やはり大切です。
自分たちだけでは見えなかったこと、気づかなかったことを見たり気づいたりできる、教えてもらえるというのは、とても大きなことです。
きれいな形になってきました!
やきあがり!きれいな色です。そして断面。きめ細かいです。
ふんわりした感じ、きめ細やかな感じ、だいぶ違っていました。
「教わる」って大切ですね!次は自分たちでそれを形にしていく番です。
これからも頑張っていきます!
3年生の総合探究、耕作放棄地の活用に取り組んでいたグループが、ずっと育てていた「サツマイモ」
10月は実りの秋です。みんなで収穫してきました!
予想よりもはるかに大きなサツマイモ!
天気も良く収穫日和です!
コンテナに入りきらないほどの収穫量になりそうです。
サツマイモは、予想よりも多い収穫となりました。
畑の手入れ、土づくりからとりくんだ耕作放棄地からのサツマイモ。
文字通りゼロからの取り組みだったので、生徒たちの充実感や達成感はとても大きかったと思います!
どんなふうに食べようか・・・・
※春は美しい桜でいっぱいになる「今出川」
県立石川高校の近くを流れる「今出川」。化学・生物を選択している生徒たちが、水質調査に訪れています。
川の流れによって、そこにいる生き物は違うのでしょうか・・・
川の中に入り、水質の調査から生息する生物の調査を行いました。
どんな生き物がいるのでしょうか・・・・
こんな魚や、こんな昆虫を捕まえることができました
身近な場所を探索すると、いろいろな発見があります!
生徒たちの視野を広げることができた授業でした。
改めて、「石川町」という学びのフィールドは自然の教材がちりばめられています!
「地域を知る」、このテーマのもと、1年生は総合探究の時間で活動しています。自分たちが生活している、そして、これまで過ごしてきた地域のことを改めて見つめて、より深く知ろうという目標があるのです。
今回は、石川町内にある6つの自治センターを訪れ、どのような活動をしているのか、地域の人たちとはどのようなつながりがあるのか、学ぶ機会となりました。
生徒たちが取り組んでいるのは・・・・・
石川自治センターでの活動です。
サークル活動を行っている方たちから丁寧に教えていただいています。
紙粘土細工づくりです!
今年の干支である、「へび」を紙粘土で作っていました。
自分たちが作ったものには、人一倍愛着がわきます。
何気なく通り過ぎる自治センターの中では、こんな活動をしている。地域の活動を一つ、知ることができました。
山橋自治センターでは、「竹細工教室」での体験活動でした。
普段、竹に触る機会はなかなかありません。
やすりで磨いて形を整えます。理想の形を追い求めて、みんな四苦八苦しています!
学校の中にいるだけでは、知ることのできない体験。
この活動を通して、地域が持っている可能性や、潜在性、特性を、知ることができます。
沢田自治センターではグラウンドゴルフを長寿会の方々と行いました。
初めてのグランドゴルフに戸惑いながらも興味津々!みんな元気に楽しむことができた!
地域の人と触れ合うことで、自分では見えないことが見えてきます。出会いって大切です。この縁を大切に、これからの学びに生かしてくれたら幸いです。
「地域の課題」とは何か、を考えるときに、「人口減少」「空き家」「少子高齢化」などの課題があげられると思います。
これからの社会を支える存在となる高校生が考えるべき課題、直面している課題は数多くあり、多岐にわたります。
耕作放棄地の活用に取り組んでいる中谷自治センターの方から話を聞いているところです。
ワークショップを通して、考えを整理整頓しています。
石川高校生として、等身大の自分たちにできることは何か、今、県石生に求められているのは、そこなのです。
野木沢自治センターでは、カフェの中で「地域にしてほしいこと」「地域でできること」を考えました。
大切なのは、「私」に何ができるのかという考えです。
「地域の課題」を「自分ごと」として捉えることができれば、自分たちなりの向き合い方や解決方法を見つける近道になります。
県石生は、このような活動を通して地域を知り、地域に根差した探究活動を行っていくための準備を進めていくのです。
3年間の探究活動に、少しずつ見通しを持てるようになってきました。