県立石川高校の日々

県立石川高校の日々

福島空港からの震災復興

12月21日(火)

 本校は県の「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」に参加しています。事業の目的は福島における震災、復興、そして未来について、自分の考えを持ち、自分の言葉で語ることのできる高校生を育成し、学びの成果を地域で発表することで震災の風化防止につなげるというものです。

 東日本大震災というと浜通りのイメージが強く、海沿いの被害や復興活動については数多くの報道がなされています。しかし、実はあまり知られていませんが、当時陸路・鉄道が寸断され、仙台空港も機能を完全に失ったことから、東北の救難救助や調査報道の拠点となったのは福島空港でした。県外脱出を試みる人たちも押し寄せ、大混乱の中、空港職員の皆さんは昼夜を問わず二十四時間態勢で対応にあたられ、人々の安全と東北への救援物資の流通を守り抜きました。

 そこで福島空港のお膝元にある本校では空港の活躍に焦点を当て、津波や原発とは違った角度から東日本大震災をとらえようと考え、このたび取材をさせていただきました。

 福島空港ビルの薄井義広様、県空港交流課の有賀一徳様から当時の対応についての説明をいただくと共に、福島空港が東北の復興のために様々なイベントを企画し、人々に明るい笑顔を届けようとしていることもわかりました。地元の福島空港が震災復興に向けて大きな役割を果たされていることを我々も誇りに思います。

 取材した内容は地域の中学校での発表や、2月16日(水)の校内成果発表会での披露をとおし、今後に語り継いでいきます。薄井様、有賀様、お忙しい中お時間を割いていただき、本当にありがとうございました。

 

橋名板レプリカ贈呈式

12月15日(水)

 現在石川町では主要地方道いわき・石川線の石川バイパス工事が進められており、このたび工区の7つの橋の橋名板を町内の小・中・高校生に書いてもらおうという取り組みが行われました。本校からは1年の西牧陽稀君が「長郷田橋」の橋名揮毫をさせていただき、このたび橋名板のレプリカを贈呈されました。今後100年以上にわたって西牧君の字が掲げられることになります。名誉なことです。ちなみに橋は川が濁らないように「ばし」と書かないそうです。

 

石川中学校でのキャリアチャレンジ発表会

11月24日(水)

本校ではキャリアチャレンジという授業を行っています。これは石川町様と石川町商工会様のご協力のもと、毎週1日の企業実習を1年間行うことで単位を認定するという全国でも珍しい取り組みです。この成果を中学生に紹介するため、石川中学校様で発表会を開催させていただきました。キャリア選択者の2年生達がグループでそれぞれの取り組みを発表し、本校独自の学習について中学生に広く知っていただきました。中学生の皆さんからはたくさんの質問が出され、自分たちもさらに頑張らなければと決意を新たにしたところです。石川中学校の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。

菜ノがいっぱい

12月16日(木)

本校には公式マスコットキャラクターの「菜ノ」(なの)がいます。

現在、文化祭に向けて作成した菜ノに関する作品が校内のあちこちに飾られ、彩りを添えています。

正面玄関には巨大な菜ノのペットボトルキャップ壁画が飾られています。石菜祭のメインステージを飾ったもので、2年生が総合的な探究におけるSDGsの一貫で製作したものです。当初は文化祭終了次第ばらして、キャップをワクチンに変えるために寄付する予定でしたが、大変素晴らしい出来映えなので、もうしばらく学校を彩ってもらおうと設置しました。なお、寄付のためのペットボトルキャップはまだまだ集めておりますので、御協力ください。

廊下には美術の授業で生徒達が描いた菜ノが飾られています。本校にお越しの際はぜひご覧ください。

 

音楽Ⅲ卒業コンサート

12月15日(水)

6校時音楽Ⅲ選択者による卒業コンサートが開催され、7名の生徒がソロやデュオでこれまでの授業で練習した成果を発表してくれました。歌やピアノの他にヴィブラフォンやビオラの演奏もあり、多彩な内容でした。一所懸命演奏する姿に感動し、きれいな音色に癒やされ素敵な時間を過ごすことができました。皆さん素晴らしい演奏をありがとう。

 ↑↓プログラムのイラスト。並び順もカーディガンの色もソックスの長さも一致。よく観察してます。

 A very Marry Xmas and a happy New Year~♪

         ザ・男子のハモり                ヴィブラフォン、きれいな音色です。

 ひまわりのようなまっすぐな優しさとと温もりのある演奏でした。 

 ヴィオラを弾きこなしています。凄い。

ソロで歌っていると思いきや・・・          客席の後ろからコーラス登場。

 藤井風を見事に弾きこなしています。

 

最後は全員で「あすという日が」を合唱。ハーモニーがきれいでした。

みなさん、お疲れ様。素敵なコンサートでした。

 

 

ひとつ、ひとつ実現するいしかわ② ふくしまゆめだよりに掲載されました。

12月1日(水)

福島県の広報誌「ゆめだより」に本校の「ひとつ、ひとつ実現するふくしま」に関する取り組みが紹介されています。みなさんのご家庭にも配布されていると思いますので、ぜひご一読ください。

また、まもなく「ひとつ、ひとつ実現するふくしま」のホームページにも詳細版がアップされる予定です。どうぞお楽しみに。

 

あと2日!最後の大詰め頑張っています。

11月5日(金)

いよいよ明日から石菜祭が始まります。生徒達は毎日放課後暗くなるまで準備に取り組んでいます。

ステージ発表の練習もドミノ作成もありでみんな大忙し。でも充実感を味わえているようです。

保護者の皆様、今回は同居家族の皆様のみとなってしまいますが、精一杯取り組んだ生徒達の発表を見にお越しください。一般公開は7日(日)10:00~14:30(最終受付14:00)です。

 

保護者の皆様、朝早くからありがとうございました。

10月16日(土)

PTA環境整備委員会主催による奉仕作業を実施していただきました。土曜日の朝7時前にもかかわらず約30名の保護者の皆様が駆けつけてくださり、校舎内の窓ガラスやトイレを中心に清掃を行ってくださいました。普段生徒達の手が届かないところまで念入りに清掃していただき、隅々まできれいになりました。11月6・7日の文化祭に向けて生徒達の大きな励みとなります。保護者の皆様本当にありがとうございました。

 

MOTTAINAIを考えよう④ 「ひとつ、ひとつ、実現する いしかわ 」

10月15日(金)

本校では生徒全員が福島県の新スローガン「ひとつ、ひとつ、実現する ふくしま」広報隊のメンバーに登録しています。生徒達は毎日1cm努力の実践を合い言葉に、毎学期個人の努力目標を決めて廊下に掲示し、実現に向けて頑張っています。さらに、生徒会では、学校の1cm努力の一つとして「いしかわMOTTAINAIアクション宣言を制定し、学校全体でSDGsにも取り組もうとしています。本日はそれらの自己実現活動の様子を取材するため、福島県総務部広報課の加藤さんや県のスローガンの普及・拡大に協力いただいている山川印刷所の齋藤さん、長尾さん、佐藤さんが来校されました。

取材では2学年が取り組んでいる「ペットボトルキャップをワクチンに変えるプロジェクトや生徒会考案の「菜の花プロジェクト」を中心に撮影やインタビューなどが行われました。

以前石川町は菜の花がきれいに咲き誇っていたそうですが、今はあまり見ることができません。菜の花が校章になっていることもあり、もう一度きれいな菜の花を復活させたいと、生徒会役員達が学校の入り口付近に種を蒔いて育てているのが「菜の花プロジェクト」です。春には菜の花が咲き誇り、それが本校のシンボルとなって永遠に受け継がれていくことが我々が実現したい夢の一つです。

今回の記事は12月の「ふくしまゆめだより」と広報隊のホームページに掲載される予定です。ぜひご覧ください。

遠足、行ってらっしゃい!

10月8日(金)

さわやかな秋晴れの今日、生徒達は待ちに待った遠足です。1・3年生は那須方面、2年生は二本松方面に向かいました。絶好の行楽日和、思い切り楽しんで、友達との思い出をたくさん作ってきてください。