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県立石川高校の日々
火事だ!しっかり対応できますか?(春季防災避難訓練)
5月31日(月)
石川消防署の皆様のご指導のもと、春季防災避難訓練を行いました。
出火場所は2階職員室の想定です。火事の知らせを受けた先生方が職員室付近に集まり、初期消火を試みますが、すでに火の手は大きくなっており、直ちに避難が必要と判断。先生方はすぐに持ち場に向かい、放送の指示のもと生徒達を安全に避難させるという一連の動きをしっかりと行いました。生徒達も円滑に人員報告まで終え、早いクラスは2分15秒で避難終了。校舎内に人がいないことも確認し、5分12秒で最終報告が完了しました。消防署に通報したのは事務の本宮さん。初めての経験でとても緊張したとのこと。実際には滅多にないことですからね。お疲れ様でした。
マスクをしていたからか、残念ながら口元をハンカチで覆っていた生徒は約半分。実際の場面では必ずハンカチを使いましょう。
その後はグランドに移動し、消火訓練です。説明をしてくださったのは一番若い大場隊員。先日誕生日を迎えたばかりとわかると、生徒からは祝福の拍手が沸き起こりました。心優しい生徒達ですね。
普段はなかなか消化器を手にすることはないと思います。訓練をとおして操作のイメージトレーニングもしておきましょう。注意点は「噴射しながら近づく」「ほうきで掃くように」「炎ではなく燃えているものにかける」とのこと。代表の生徒達はみなしっかりできていました。
いざというときは冷静な状況把握が必要ですが、実際災害に遭遇すると動転してしまうこともあると思います。そのようなときは「深呼吸をする」「周囲を見る」「危険な場所から遠ざかる」まずはこの3つを心がけて身の安全を確保しましょう。そして放送の指示をよく聞いて落ち着いて避難してください。石川消防署の皆様、ご指導ありがとうございました。